2018.05.13
私は信じる②
使徒信条シリーズ
コロサイ人への手紙1章13-6節
使徒信条の7割を占めるイエス・キリストに関する告白
イエス・キリストについて、何を信じているかが重要!!
「我はそのひとり子、我らの主、イエス・キリストを信ず。
主は聖霊によりてやどり、おとめマリヤより生まれ・・・」
1、キリストははじめから存在された神
御子イエス・キリストは、すべてが創造される前から父なる神様と一緒におられ、そしてそれだけでなく、神様のなさる創造に関わっておられました。万物が成り立つ前からおられ、万物の成り立ちのもととなられた主、それがイエス・キリストなのだと、聖書は教えています。神学的な用語で言えば、「先在のキリスト」と言います。
イエス・キリストは、単なる道徳の教師ではありません。単なる宗教家でもありません。イエス・キリストは、はじめから存在しておられた神様です。すべてを創られた神です。そして私を救うために来られた主です。
この朝どうか、この信仰を告白しましょう。
2、キリストはあらかじめ約束された神
キリストは偶然に人間となって生まれたのではなく、思いつきでそうなったのでもなく、その誕生はあらかじめ父なる神様によって、人類に約束されていました。それが2000年前のパレスチナの一画で、実現したのです。
しかし定めの時が来たので、神はご自分の御子を遣わし、この方を、女から生まれた者、また律法の下にある者となさいました。ガラテヤ4:4
そのいにしえから約束されていた主、イエス・キリストが私たちにも出会ってくださったのです。何という大きな恵みでしょうか。驚くべき、とてつもない大きな愛ではないでしょうか。この主、イエス・キリストをこれからも信じてまいりましょう。
3、キリストは人となられた神
聖霊によって超自然的に妊娠され、生まれたイエス様は、生まれながらにして罪のない、罪ののろいの下にはない人間ということになります。生まれつき罪のない御子イエス・キリストが十字架に架かったからこそ、意味があり、効力があるわけです。ですから、この処女降誕という信仰は、私たちが持つべき非常に重要な真理のひとつです。
イエス様が人として生まれたという事実は、このどうしようもない人間を救うために、イエス様がどれほどへりくだって、仕える者として来てくださったかということを表しています。今朝私たちは、このイエス様の謙遜なお姿、仕えるお姿をしっかりと受け止めましょう。
キリストは、神の御姿であられる方なのに、神のあり方を捨てることができないとは考えないで、ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人間と同じようになられたのです。ピリピ2:6-7