2024.06.30
使徒17:22-28
教会について考えてみましょう。教会に行くことがキリスト教に触れるきっかけになることは多いでしょう。教会とはどのようなところなのでしょうか?
教会とは…
1、神様を体験できるところ
教会というと「何かを教えられるところ、学ぶところ」というイメージがあるかもしれません。勿論そのような側面が全くないわけではありません。しかし本来教会というところは神について学ぶところではなく、神ご自身を知るところであり、神に出会うところ、神に直接触れていただけるところです。私たちは求める心さえあれば、ここで神を体験し、神に出会うことができるのです。
最初はとまどうこともあるかもしれませんが、歌ったり、祈ったり、聖書の話を聴いたりする礼拝に参加してみてください。少しづつでも、何かを感じることができるはずです。私たちがここにいることは偶然ではなく神の招きがあるからです。
神は聖なる方であり、力ある方であり、人間に命を与える方です。この方に近づくならば、私たちはその命に与り、癒しを受けることもできます。また人生に導きを与えられ、どんな困難をも乗り越えることができます。
「体験できる」キリスト教に触れてください。
2、絆が結ばれるところ
人間は生まれながらにして、誰かとの結びつきを求めています。人は一人では生きていくことはできないからです。しかし多くの場合、その絆は一時的なものであったり、見せかけのものだったりします。教会は神と人との絆が結ばれるところです。神は永遠の愛を持って私たち人間を招いておられます。その愛の証拠がイエス・キリストの十字架です。この愛を受け取るだけで私たちは神との永遠の絆を持ち、永遠の命をいただくことができます。
教会はまた、同じ信仰を持つ人との絆を持つところでもあります。年齢、性別、国籍、背景など色々な違いを乗り越えて、互いに励ましあい、祈り合うところです。ここではすべての人が心を開き、受け入れ合うことができます。
3、神様に応答するところ
私たちと神との関係は一方通行ではありません。教会で捧げられる礼拝の本質は一方的に愛してくださる神に対する人間の応答です。そしてこの礼拝を通して神は私たちに触れてくださり、ご自身が今も生きて働かれる神であることをあらわしてくださいます。その力や命を受け取ったものは、神に感謝し、礼拝しないではおられないのです。
あなたも神に直接出会いたいと思いませんか?教会にお出でください。礼拝に参加してみてください。心の奥底で神との絆を求めていたことを感じることができると思います。そしてキリストの十字架から流れる大きな愛を受け取り、それに応答してみてください。そうすることでますます神を体験することができるようになるでしょう。
今週の暗証聖句
神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠への思いを与えられた。伝道者の書3:11