2022.01.09
ローマ人への手紙5章1-5節
今年私たちめぐみ福音キリスト教会は標語として「この希望は失望に終わることがありません(ロマ5:5)」を掲げて参ります。
1、神は私たちの味方。
5:1 ですから、信仰によって義と認められた私たちは、私たちの主イエス・キリストによって、神との平和を持っています。
イエスを信じる信仰によって、私たちは神と和解しています。つまり神は私たちの味方になってくださっているということです。暗黒の時代を生きる私たちにとって、これほど心強いことがあるでしょうか。私たちが前に進むことを阻むものはなく、どんなことにも必ず勝利が約束されているのです。私たちの最終的な勝利はイエスがこの地に再びお出でになるときに実現します。罪も死も完全に滅ぼされるからです。
この一年の私たちの歩みが、神と離れることなく、さまざまなことに勝利する一年となりますように祈っていきましょう。
2、私たちは成長できる。
5:3-4 そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。
最終的な勝利が約束されている私たちですが、だからと言ってこの地上で何の苦しみもないのかというとそうではありません。むしろキリストを信じるがゆえの苦しみもあるということが、聖書にはっきりと記されています。しかしパウロはここで、「辛いこと、苦しいことでさえも喜ぶ」と断言しています。何故なら信仰者は苦しみのなかでこそ神の恵みを悟り、成長することができるからです。いつか私たちは悲しみも涙もない、永遠の故郷で神とともに生きるという希望が私たちにはあります。苦しみのなかほど、この希望が大きく輝くのです。
この一年間、私たちはもっとキリストを知り、キリストに近づき、成長することを目指しましょう。
3、聖霊がともにいる。
5:5 この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。
もし私たちの持っている希望が主からのものでなく、ただの人間のものだとしたら、その希望は最終的には失望に終わるでしょう。しかし私たちのうちに住まわれ、常に語りかけてくださる聖霊が、私たちの信仰を支えてくださいます。私たちが苦しみや困難を喜ぶことができるのは人間の考え方の問題ではなく、聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているという事実に基づいているのです。聖霊によって神の愛が私たちの心に満たされるとき、平安と喜びと希望に満ち溢れ、どんな患難が襲って来ようとも、それさえも喜ぶことができるようになるのです。
この一年、私たちはうちに住まわれる聖霊の声にしっかりと耳を傾けましょう。私たちの強めてくださるお方、私たちを満たしてくださるお方としっかりとつながってまいりましょう。
今週の暗証聖句
あなたがたはイエス・キリストを見たことはないけれども愛しており、いま見てはいないけれども信じており、ことばに尽くすことのできない、栄えに満ちた喜びにおどっています。 1ペテロ1:8