2020.01.05
祈りの家
イザヤ書 56章7節
わたしの家は、すべての民の祈りの家と呼ばれる。
今年一年、私たちはこの御言葉を掲げて参ります。
イザヤは後の世界で起こることを解き明かし、私たちが目指すべき教会の姿を表しています。
1、教会は祈りによって立つ。
教会は「祈りの家」と呼ばれるべき場所。祈りによって建てあげられるところだというのが、聖書が教え、そして今年私たちに明確に命じられている言葉です。
他に大切なことがあるなら、イエス様がそれをなさるように命じられたはずですが、イエス様が天に昇られた後、弟子たちが専念したのは祈りでした。彼らはひたすら祈り続けました。その10日後のペンテコステの祭りの日の朝に、聖霊が注がれ、地上で初めての教会が生まれました。教会は建物や看板作成によってではなく、祈りによって生まれたのです。そして生まれたばかりの教会がしたことも祈りでした。祈ることが彼らの最重要課題でした。祈りによって生まれた教会は、祈りによって建てあげられ、祈りによって成長したのです。
今年私たちは、この教会の原点に戻りましょう。めぐみによって建てられた教会は、さらに祈りによって力強く前進し、成長し、神様に託された使命を全うできるように進んでまいりましょう。
教会が祈ったとき何が起こるのか、祈りの効果を挙げましょう。
① 祈りは教会をきよめる。
私たちが心を合わせて祈るとき、教会全体がきよめられます。祈りに満ちている教会には、悪魔が汚す余地がありません。祈りによって、このめぐみ教会がますます、きよめられ、神様のお役に立つことができるようになりましょう。
② 祈りは教会を一致させる。
祈りは教会を一つにします。一致した教会を邪魔するものはありません。私はこれからも祈りによって一つとなり、神様の大きなお役に立つ教会となりましょう。
③ 祈りは神様の御心を分からせる。
祈りとは、本来神様のお考え、神様の心を自分の心とする作業です。私たちは、神様の望まれることをなす教会とならなければなりません。神様の心をしっかりと知る教会となりましょう。
④ 祈りは奇跡を起こします。
教会はこの世にありながら、この世に属さず、神の国に属しています。ここは神の国ですから、当然、この世では起こりえないことが起こります。神様の力を体験し、神様の御業を見させていただくために、私たちは祈りの家とならなければなりません。
2、教会はあらゆる国の人が集まる。
特に私たちめぐみ教会は、「すべての民」という言葉にも注目し、大事にします。神様の救いは特定の人種、国籍の人のためではありません。神の家、教会はあらゆる国の人々が集まり、ともに神様を礼拝するところであるべきです。「すべての民」の祈りの家となりましょう。神様の目から見るならば、すべての人が神様の子どもです。
この素晴らしいイエス様、福音を伝えるためにできることは何でもしましょう。
この人たちは、婦人たちやイエスの母マリヤ、およびイエスの兄弟たちとともに、みな心を合わせ、祈りに専念していた。
使徒1:14