2019.07.21
十戒④
出エジプト記 20章1-17節
7戒 姦淫してはならない。
8戒 盗んではならない。
神が全ての必要を満たしてくださる!!!
1、 神様は私たちの必要をすべてご存知である。
前回私たちは、いのちは神様のもの。神様が与えてくださる預かりものだということを見ました。
そしてさらにこの7つ目、8つ目の戒めを通して、私たちに語られることは、いのちを与えてくださった神は、それだけではなく、私たちに必要なものはすべて与えてくださるのだということを教えているのです。
第5の戒めで父と母を敬うように教えられた神様は、ここでは結婚関係において守らなければならないルールを教えています。
そもそも何故この結婚という制度が誕生したのかを振り返ってみましょう。そこには単に、男女とか、結婚とかということ以上に、神様の深い愛と配慮があります。
その後、神である主は仰せられた。「人が、ひとりでいるのは良くない。わたしは彼のために、彼にふさわしい助け手を造ろう。」
創世記2:18
神様はここで、人は一人では生きていけない存在であることを認め、一緒に生きるパートナーを与えられました。人というものは、他の人との関係のなかで生きるということです。
いのちを与えた神は、人間に他の人間を与え、互いに愛し合い、助け合って生きることを定められたのです。何故でしょうか?それが人間に最も必要なことだからです。そしてその原則が最も働く場所が結婚生活です。
私たちの社会は今、人と人との絆を必要としています。決して結婚関係だけではありません。誰よりも神様ご自身がそのことをご存知であり、私たちに必要な助け手、パートナー、家族を与えてくださっていることを信じましょう。
クリスチャンに何故教会が必要なのでしょうか?教会は人との絆を培い、養うところだからです。人が人を必要とするところです。
世が失っている人の絆を表していきましょう。
2、神を信頼しないときに盗みが起こる。
いのちを与えてくださる神は、信じる者のすべての必要を満たしてくださいます。神様が必要を満たしてくださるということを知らない人、信じられない人は他人から盗みます。
すべてを与えてくださる神様を信頼していきましょう。
そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。・・・
あなたがたの天の父は、それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。マタイ6:31-32