2018.07.08
私は信じる⑥ 使徒信条シリーズ
マタイの福音書16章15-19節
「我は・・・聖なる公同の教会、聖徒の交わり・・・を信ず」
1、クリスチャンは所属するために救われた。
イエス・キリストを救い主と信じるクリスチャンは、それで完成されるのではなく、教会というものに所属するために救われているのです。言い方を変えれば、私たちはただイエス・キリストを信じるというだけでなく、所属するように召されています。
何故神様は、この地に教会を用意されたのでしょうか。
それは、私たちは1人では生きていくことができないからです。そして私たちクリスチャンに、兄弟姉妹と呼びあうことのできる神の家族を与えてくださったのです。
こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、今は聖徒たちと同じ国民であり、神の家族なのです。
エペソ2:19
神様は私たちに信仰によって、新しい命を与えてくださっただけでなく、育ててくれる霊の親、一緒に育ってゆく兄弟、姉妹、そしていつかは自分が育てるべき霊の子どもたちをも与えてくださいます。それが神の家族としての教会です。
さらに教会に所属することはイエス様の働きをすることになります。
あなたがたはキリストのからだであって、ひとりひとりは各器官なのです。1コリント12:27
イエス様の働きをなすために、教会を信じ、教会に所属し、教会を愛し、教会に仕えましょう。そうすることによって、私たちは本当の生き甲斐、喜び、生きる目的を見出すことができます。
2、クリスチャンの交わりに神の力が現される。
クリスチャンというのは、黙って教会に来て、黙って礼拝を捧げて、そして誰とも話さずに教会を後にしていれば良いというのではなくて、言い換えれば、自分1人が神様と繋がっていれば良いということではなくて、周りにいて、一緒にキリストを信じるクリスチャンとの繋がりも同じように大切なのですよということのようです。
クリスチャンの交わりには、確実にイエス様が臨在されるということです。これはイエス様の約束です。
ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです。マタイ18:20
2人以上の信者が集まるところには、必ずイエス様が一緒にいてくださいます。私たちはまずこの偉大な約束を信じなければなりません。
次にクリスチャンの交わりのなかで、私たちは霊的に成長します。
最後に聖徒の交わりは伝道となります。本来クリスチャン同士が集まるところには、人が引き付けられるものです。
私たちが互いに交わりを持ち、この世の愛ではなく、聖書が教える愛によって、愛し合う姿を見せるのであれば、世界の人は「ああ彼らこそ神を知っている。イエス・キリストを信じるクリスチャンだ」と認めるのです。多くの人が引き付けられる教会となりましょう。
もしあなたがたの互いの間に愛があるなら、それによって、あなたがたがわたしの弟子であることを、すべての人が認めるのです。ヨハネ13:35