その114 「ピンチだから感謝」

2016.08.14

詩篇139篇1-12節

ダビデが体験した数々の苦難、問題、悩みは、彼を弱くさせ、卑屈にさせ、すり潰してしまったのではなく、逆に彼を強くさせ、大きくさせ、恵ませ、富ませ、勝利させ、地上のどの人よりも、感謝と喜びに満ち溢れさせました。

何故ピンチは感謝なのか?

1、神様は私たちを知っていてくださるから。

人間にとって、最も大きな苦しみは、自分は誰にも知られていないという孤独だと言われています。自分は誰からも覚えられていない。誰も本当の自分を理解してくれる人がいない。明るく振舞いながらも、一人ぼっちのような気に襲われて、味気ない人生を送っている人が多くいるのです。

逆に、人間にとって、最も安心を与えることは、自分を知っている人がいる。理解してくれている人がいる。受け入れてくれる人がいるということです。

神様が、私たちのすべてを知ってくださっているのです。神様は、私たちがつらい状況にあることをご存知なのです。神様は、私たちが孤独を感じていることをご存知なのです。神様は、私たちが困っていることをご存知なのです。誰にも言えないような苦しみも、孤独も、誰も分かってくれないと思えるような辛さも、神様は皆ご存知なのです。

本物の神様に向って、本物の感謝を捧げてまいりましょう。

2、神様は私たちとともにいるから。

どこに行っても神様がおられる。神様の目が私を捉え、神様の手が私を捕まえる。人生のピンチにあって、ダビデが発見したこの神様の真理は、彼に飛び上がるほどの喜びを与えたに違いありません。 私たちは、人生の危機のときにこそ、この約束を思い出さなければなりません。神様は、私たちの味方です。 この神様とこの週もともに歩んでまいりましょう。

「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現われるからである。」と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。2コリント12:9

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