2015.10.25
マタイの福音書6章33節
今多くの人が不安を抱え、自分の価値を感じられないで、苦しんで生きています。神様は聖書を通して、私たちに「心配するな!!」と教えておられます。
命は食べ物や飲み物より大切、身体は着物よりも大切です。食べ物、飲み物とは、仕事や家庭や、日常生活一般のことです。何時の間にか自分自身を忘れ、振り回されてしまいます。着物とは人から見た自分です。自分の地位や名誉を含めて人からどう思われるかという心配です。私たちはこのような心配を越えて、神さまが約束してくださっていることを思い出さなければなりません。
神の約束
1、私たちは価値がある。
イエス様はここで、目を自分の状況や問題から離して、神様を見るように教えておられます。 「働かない鳥を養う神様を信頼しなさい。」主は私たちに、鳥よりももっとすぐれたものではないかと教えておられます。「着飾ることを知らない花を、美しく創造された神を見なさい。そして神がどう自分を見てくださっているかを知りなさい。」
自分を見るだけでは希望は何一つありません。神を信じない限り、希望はありません。神を信じ、神に従ったときに、人は始めて、生かされていることを体験し、想像もしなかった道が開かれるのです。
2、私たちによくしてくださる。
私たちは、神様に対する正しいイメージを持たなければなりません。神様は良いお方で、私たちに良いことをしてくださる神様です。
神様は私たちに「心配しても無駄だよ。心配しても自分の寿命を一秒でも延ばすことはできないよ。何で心配するの?」と言われます。そして心配することは結局のところ信仰の問題だと教えています。
3、私たちの必要を知っておられる。
「(私たちが)欲しいもの」ではなく「(私たちに)必要なもの」です。私たちの人生のすべてに心を配ってくださる神様を信頼しましょう。
日常生活のあらゆることに心を奪われ、人の目を気にして、不自由な生き方をするのをやめましょう。あれも心配、これも心配では心が窮屈になります。
神様が私たちに望んでいる生き方は、もっと自由で、喜びに溢れた人生です。あなたはすぐれていると言ってくださっているのです。よくしてあげようと約束してくださているのです。そのために目を目先の状況から離して、天の神様を見上げましょう。 天の父は、私たちの必要をすべてご存知なのです。
しかし、確かに、神は聞き入れ、私の祈りの声を心に留められた。 詩篇66:19