2015.08.02
ヨハネの福音書10:1-4
聖書は人間をしばしば羊にたとえています。鋭い爪や牙を持たない弱い動物であり、賢くもなく、近視で意外と強情と言われるところなど、人間とよく似た部分があるからでしょう。イエス様はここでご自分を「良い羊飼い」とし、羊飼いなくして羊は生きることができないということを教えています。
1、ついて行ってはいけない声もある。
イエス様は私たちが聞こえる声のなかに、盗人や強盗の声、ついていってはいけない声があることを教えています。それは私たちが神からいただいた永遠のいのちの祝福を奪い取ろうとするものです。 ルールを知らないでゲームに勝つことはできず、ゴールを知らないでレースに勝つこともできません。私たちはこの世にあって、流されず、騙されず、しっかりとまことの牧者であるキリストの声を聞き分けなければなりません。
2、イエス様だけが安全なルールと確実なゴールを教えてくれる。
キリストだけが私たちを悪い者から守り、明確な目的地に導いてくださいます。何故なら…
2-1. イエス様は私たちのことをすべて知っている。
イエス様は私たち一人ひとりの痛み、苦しみ、悩み、必要を御存じです。
2-2. イエス様は私たちのことを命がけで護る。
雇われた羊飼いはオオカミを見ると羊を置いて逃げ出します。しかし本物の羊飼いは羊のために命を捨てるのです。
3、イエス様の声を聴くために…
3-1. イエス様のところに帰る。イエス様を信じる。
私たちの名を呼んでくださる羊飼いの声を聴いたのなら、そこに帰らなければなりません。
3-2. イエス様のそばにいる。
イエス様のところに帰ったのならその声が聴こえるところから離れてはいけません。具体的にはどうしたら良いでしょうか。
3-2-1. 教会から離れない。
3-2-2. 聖書を読む。
3-2-3. 祈る。
3-2-4. 聖霊に満たされる。
羊は羊飼いの声を見分け、従っていきます。それが一番安全で確実な道だからです。私たちを、命を懸けて護ってくださるまことの羊飼いの声に耳を傾け、その声についていきましょう。それが私たちが人生のなかで永遠の実を結ぶ方法です。
あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです。 ヨハネ15:16