NO IMAGE

その268 ヨシュアの遺言②

2025.02.09 ヨシュアは110歳まで生きました。24章はまさに、彼の遺言に当たる章となりますが、彼は単なる感傷的な気持ちで、イスラエルの人々に別れを告げたわけではありませんでした。ここには、彼の切実な訴えがなされているのです。彼が最後の最後に、これだけは聞いてもらいたい。これだけは守...

NO IMAGE

その267 ヨシュアの遺言①

2025.01.12 ヨシュア記 23章1-16節 ヨシュアは年をとって老人となりました。戦いに明け暮れた人生でしたが、約束の地カナンはほぼ手中に収まり、くじによって各部族の住むところを割り当てました。ただ注意しなければならないのは、彼らはこの時点では他の民族をすべて追い出してしまった...

NO IMAGE

その266 愛の帯によって

2025.01.05 コロサイ人への手紙3章14節 2025年がスタートしました。今年も私たちの世界は危険と絶望があふれ、どのように解決したらよいのか分からない問題があふれています。 世界にあふれている解決不能の問題に対して、聖書が提示している唯一の解決の手段は愛ということができ...

NO IMAGE

その265 神の霊によって2

ゼカリヤ4:6 2024.12.29 2024年が終わろうとしています。一年を振り返り、主の恵みに感謝しつつ、これまでも、そしてこれからも、すべてが神の霊によってなされることを思い出しましょう。 1、神の霊の働きによってすべてが成し遂げられる。 捕囚帰還後の神殿再建をはじめ...

NO IMAGE

その264 人の良い主人

2024.11.24 マルコの福音書12:1-12  このたとえ話はイエスが十字架に架けられる(金曜日)の直前(火曜日)に話されたたとえです。少し聖書やキリスト教信仰の知識のある方ならすぐに登場人物が誰を指しているのか分かるでしょう。 ある人(畑の主人)=神 農夫=イスラ...

NO IMAGE

その263 世界への扉が開かれた

2024.11.03 使徒の働き10章34-43節 教会の歴史にとっても大きな出来事です。「神の救いはユダヤ人だけに与えられる」と思いこんでいたペテロたちは、神の救いは特定の民族に限定されるのではなく、すべての人に及ぶことを理解しました。福音はユダヤ人の境界線を超えて、世界に拡がってい...

NO IMAGE

その262 愛が勝つ

2024.10.27 ヨハネの福音書13章34-35節 最後の晩餐の席で、イエスは繰り返し弟子たちに「互いに愛し合う」ように命じられました。これから十字架に架かろうとされるイエスは、何故この戒めを強調されたのでしょうか。 1、悪魔は関係を壊す。 悪魔は「この世の支配者(ヨハ...

NO IMAGE

その261 必要なものを選び取る

2024.10.20 ヨシュアの生涯⑯ ヨシュア記 15章13-19節 この章もカナンの割り当て地が決められていく記録です。私たちにとっては馴染みのない地名が並んでいるだけで、あまり興味はわきませんが、私たちが教えられるべき教訓も隠されています。今回私たちが注目すべきところは、ア...

NO IMAGE

その260 関係の回復

2024.10.06 マタイの福音書22:36-40  イエス・キリストが聖書のなかで最も大切と教えられたこの言葉にはどのような意味があるのでしょうか。 1、愛とは関係である  愛とは関係であり、愛するとは一時的、瞬間的な行為ではなく、両者を結ぶ関係が生まれ、その関係が継...

NO IMAGE

その259 祈りとは

2024.09.15 マタイの福音書6:6-8                およそ「祈り」の要素のない宗教は存在しないでしょうし、特定の信仰のない人でも心のなかで、誰か(何か)に祈った経験はあると思います。今日はキリスト教の祈りについて見てみましょう。 1,祈りは神との人格的な...