その252 流れを変える年とするために

2024/01/14

ヨハネの福音書16:33

私たちは早い時の流れの中で、いつの間にか流れに流されるままになって、新しいことにチャレンジしたり、良い方向に変化させたりしていくことがだんだんおっくうになってしまいます。そして悪い流れでさえも、変えることをあきらめて「仕方がない。このままでいくしかない」と、そのまま受け止めて、人生を浪費してしまう危険性を常に持っているのです。

この年私たちは、勿論良い流れはそのまま受け継ぎながらも、悪い流れを断ち切り、流れを良いほうに変えて、新しい祝福を下さる神様から、新しい祝福をしっかりと受け取ってゆく年としていきましょう。

1、良いイメージを心のなかに持つ。

イエス様はこの13-16章に渡る説教の中で、幾つかの重要なポイントを教えられました。その一つは、「何でも祈って求めなさい」だったのです。

これはまさに、「ただ流れにまかせて何もしない生き方ではなく、積極的に私を信じて求める生き方をしなさい」ということです。何かを心にイメージしない限り、私たちは実際にそれを手にすることはできません。

何も求めないうちから、これが神様の御心だ、委ねなければならないと考える必要はありません。積極的に祈って、求めて、行動して、尚且つ結果はすべて神様に委ねるというのが、聖書的な考えです。イエス様ははっきりと求めなさいと言われているのです。人は古い考えにとらわれているならば、いつまでたっても、神様からの新しい祝福を受け取ることはできません。今年私たちは、積極的に祈って、求めて、そして行動を起こす信仰生活を送りましょう。

2、信仰と勇気を持つ。

そのために必要なものが、信仰と勇気です。周りの状況がどんなに困難に見えたとしても、自分の力がどんなにちっぽけに見えたとしても、キリストの霊を持つ私たちは、神の子なのです。過去の失敗や、他人から植え付けられたコンプレックスに縛られる必要はありません。

私たちの人生に、悩みはつきものです。苦しみ、苦労、失敗はつきものです。しかしそれに負けてはいけません。勇気を出すのです。去年がそうだったから、今までがそうだったから、今年も同じだとあきらめる必要はありません。今までがどうであれ、今は今です。信仰によって主にある良いイメージを抱きましょう。

3,信じていることを口に出す。

イメージした後に大事なことは、それを口に出すということです。言葉にはとてつもなく大きな力が宿っています。それが良い言葉であれ、悪い言葉であれ、口から出した瞬間、命が吹き込まれるのです。

「自分にはできない。良いことなんて起こりっこない。また失敗する。どうせだめだ。」このような言葉によって、私たちは自分で自分にブレーキをかけているのです。主にあっていただいた夢を宣言しましょう。自分の状況が変わること。自分が主の大きなお役に立てること。自分が回りの人たちに大きな祝福をもたらす存在となることを、主にあって、夢見て、具体的に宣言しましょう。

今週の暗証聖句

あなたがたは、この世ではなやみがある。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている」。      ヨハネ16:33

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